事務所内の業務用エアコンクリーニングを行いました。
事務所内の天井埋め込み型エアコン、通称「天カセ」エアコンの内部洗浄クリーニングをおこないました。「パッケージエアコン」ともいいますね。
こちらはボタン一つでパネルが昇降できるタイプなので、フィルターの掃除が楽というメリットがありますね。ただ分解洗浄する際はパネルを吊っているヒモが絡んでしまうと大きなタイムロスになるので、そこは注意が必要です。テープでパネルに貼って絡まないように注意しながら分解します。
事務所等は壁が少なく、広い空間を冷やしたり温めたりする必要があるので、家庭用壁掛けエアコンだとパワー不足になります。
熱源が多い厨房や飲食店用は事務所用に比べよりパワーが必要になりますね。
そのため吸い込む空気の量も必然的に多くなり、一般家庭用と比較し明らかに汚れやすい傾向があります。
こちらの画像は「ドレンパン」と呼ばれるパーツです。
ご覧の通り、汚れがびっしりとついています。カビと吸い込んだ汚れが混ざってヘドロのようにどろどろの汚れになっています。
ドレンパンとは
ドレンパンは結露水の受け皿
エアコンは冷房・除湿運転の時に「熱交換器(アルミフィン)」に結露水が付着します。暑い夏に冷たい水をコップに入れると水滴がつくのと同じ原理です。この結露水による水漏れを防ぐための受け皿が「ドレンパン」。ドレンパンに溜まった不純物を含んだ結露水は、ドレンホースの中を通って室外に排水されています
冷房使用中は常にドレンパンにみずが溜まっている状態です。カビの大好物である水分、栄養、温度がそろった状態がエアコン内部ということです。
カビの胞子を含んだ空気を浴び続けることにより咳や頭痛などアレルギーの原因となることもあります。体の免疫が反応している状態ですね。
業務用エアコンは①使用時間が長い ②パワーが強く吸い込む空気の量が多い ③油分や粉塵など空気が汚れている場所での使用が多い 等の理由で、特に定期的な清掃をおススメします。
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